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調理法とレシピはイコールだが料理ではない

調理と料理という言葉の意味が違うと知っていましたか。
実は同じような言葉に見えて、大きな違いがあります。
しかし、昨今では同じような意味にとらえて使われがちです。
同じ言葉ではなく、違う言葉であることを知っておくことで、安心して使えるようになるでしょう。
実は調理とは、食べ物を食べられる状態に仕上げる言葉として使われることが多いです。
調理法というのは食材を加工して食べられる状態に仕上げる技術、つまりレシピと同様の言葉となります。
対して料理とは、食べ物を作る行動と、行動によって完成した食べ物そのものを指す言葉です。
食べ物を作る行動とは調理をする行動ということになります。
つまり、料理法という言葉と調理法という言葉は同じレシピを指す言葉ですが、調理と料理というのはかなり違う言葉であることがわかります。
料理は食べ物そのものを指しますが、調理は指さないからです。
使い分けることによって、日本語をより美しく使えるようになるでしょう。

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